メルセデスベンツは外国車として知られ、多くの日本のドライバーにとって魅力的な選択肢の一つです。しかしながら、気候や道路事情の違い、修理や部品交換に伴う費用など、日本の環境に合致するかどうかという疑念を抱く人も少なくありません。
不安はあったけれど、中古のメルセデスベンツを購入しました。
メルセデスベンツを見る前に、スバルS4の見積もりを取っていて、スバルの車を買うはずでした。新型のS4が発売される少し前だったため、新型を見てから決めることにしました。
そのため、少し時間があいて、ちょっと他の車もせっかくだから試乗してみよう、ということになりました。結果的に、メルセデスベンツを買うことになりましたが、冒頭で記載の心配事もありました。
こうして始まった思わぬ購入経験から、今回は「メルセデスベンツの中古車が壊れやすいのか?」という疑問について購入した者の感想を紹介します。
購入までに検討した車はいろいろ
気がづいたら、中古のメルセデスベンツAクラスの車を購入していました。
車をすぐに買い替える予定はなかった
車の買い替えを最初に考えたのは1年前。
ディーラーの営業さんが販売意欲がないこともあり、売ってくれないような雰囲気でした。その結果、車の買い替えはやめ、バイクを買い替えました。
スバル・S4
- SUBARU WRX S4 STI Sport
- 車体本体価格:4,939,000円
見積もり価格は軽自動車の下取りも含め、460万円でした。
試乗した感想は、加速や高速走行において力強い性能を発揮するだろう。これが少し怖さを感じることもあるかもしれません。
スバルは安全性に力を入れており、S4も例外ではありません。最新の安全装備が充実しており、衝突回避システムや運転支援テクノロジーが搭載されています。
マツダ・ロードスター
2023年の春頃、ロードスターの購入を検討していましたが、その後2023年夏頃、大阪への引越しが決まりました。
ロードスターにしたら、段ボール捨てに行ったり、クリーンセンターへ大きなゴミの持ち込みできないよな。
ということに、引越し準備中に気づきました。
フォルクスワーゲン・Polo GTI
フォルクスワーゲンが製造・販売しているスポーティなコンパクトカーです。
Polo GTIは、小型のコンパクトカーながら、高性能でスポーツ走行が楽しめるホットハッチとして人気があります。
私でも運転できそう、と思っていた。
なぜメルセデスベンツAクラス?
購入したのは、GLA200d
メルセデスベンツの種類
- Sedan:E-ClassS-Classなどのセダンモデル
- SUV:GLC、GLE、GLSなどのSUVモデル
- Stationwagon:E-Class Estateなどのステーションワゴンモデル
- Compact:A-Class、C-Classなどのコンパクトカー
- Coupé:C-Class Coupé、E-Class Coupéなどのクーペモデル
- Cabriolet/Roadster:C-Class Cabriolet、SLC Roadsterなどのオープンカー
- Mini Van:V-Classなどの大型の乗用車
メルセデスベンツはいくつかのクラスがあり、Aクラスはコンパクトカークラスで、エントリーレベルのモデルとして位置づけられています。価格もリーズナブル。
- Aクラス
- Bクラス
- Cクラス
- Eクラス
- Sクラス
- Gクラス
アルファベット順に価格が高くなります。
クラスに続く文字は、その特性やセグメントを表すために使用されます。
- 数字:搭載されるエンジンの出力により決められている
- 小文字のアルファベット:パワートレインの種類
購入した車はGLAクラスGLA200d4マチックAMGライン
- 車名:GLAクラス
- グレード:GLA200d 4マチックAMGライン
パノラミックスライディングルーフ、レザーエクスクルーシブパッケージ - 外装色:デジタルホワイト
- 年式:R2
- 車検:なし
- 走行距離:約1.8万km
- ワンオーナー
- 正規ディーラの3年保証
- コーティング
装備
以下は購入時に貰った紙に記載されていた装備です。
- 衝突被害軽減ブレーキ
- バックモニター等司会情報提供装置
- 高機能前照灯装置
- 車線逸脱警報・抑制装置
- 純正HDDナビ
- レーダークルーズコントロール
- 全周囲カメラ
- バックカメラ
- サイドカメラ
- フロントカメラ
- アイドリングストップ
- 横滑り防止装置
- 衝突被害軽減システムスマートキー
- キーレス
- エアコン
- パワーステアリング
- パワーウィンドウ
- 運転席エアバッグ
記載されていなかったが、純正のドラレコも付いていました。
価格
新車の場合の価格は5,020,000円です。購入した中古車は、軽自動車を下取りに出して以下を含み500万円弱です。
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自動車税環境性能割
- 自賠責保険料
- 登録印紙
- 検査印紙
- 車庫証明書証紙
- ナンバー代
- リサイクル預託金
- 手続き代行費用
レーダークルーズコントロールで高速道路走行が楽
レーダークルーズコントロールは、レーダーセンサーを使用して、前方の車両との距離を監視し、必要に応じて速度を自動的に調整するシステムです。前方の車両の速度変化に応じて自動的に加減速を行います。
具体的には、レーダーセンサーが前方の車両を検知し、その車両との距離が近づきすぎたり、速度が落ちたりした場合に、自動的にブレーキをかけて距離を確保し、必要に応じて加速します。
高速道路走行がかなり楽
長距離の高速道路を安全に、かつ快適に運転することができます。
パノラミックスライディングサンルーフ
サンフール付き。空気の入れ換えに便利。冬は暖かいし明るい。サンルーフは、あまり空けていないと故障する確率が高くなるという情報もあり。
LED プロジェクター ロゴライト(Star Mark)
LED プロジェクター ロゴライト(Star Mark)もあり。車のドアを開けたときに地面に投影されるマークです。通常、車の下部に取り付けられたドアの下にあるライトからマークがプロジェクトされます。暗いときに便利です。
カーナビはAppleCarPlay使用
これは純正のカーナビです。これでも十分使えます。個人的には見にくいと感じます。
AppleCarPlayを利用しています。
スマホとメルセデスを接続し、スマホのアプリを使うことが可能。中古車屋さんで購入したメルセデスでも、メルセデスで設定してもらえます。とても感じよい対応でした。別途料金がかかります。
実際に使っていての注意点のひとつは、地下を走っていると位置情報が正確ではないことがあります。これはバイクでスマホをナビで使っているときと同じ。高速道路走行で地下を走行していたとき、出口を通り過ぎたことがあります。
Hi,Mercedes! は便利
MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)は、「ハイ、メルセデス」と話しかけると車両設定などをしてくれる機能です。
エアコンの温度設定、ナビ設定、サンルーフの開け閉めなどを音声で行ってくれます。
下取りに出した軽自動車
2015年8月に新車で購入し、2023年9月まで乗っていた軽自動車です。
- 購入した地域:関東
- 乗っていた期間:8年
- 走行距離:3万キロ
- ナンバープレート:5回変わった(引越しの度に変えたため)
バイクの写真はたくさん撮っていましたが、この軽自動車の写真があまりにも少ないです。走行距離も短いです。それも理由で、何度もバッテリーが上がりました。
購入当時住んでいた場所での車の写真はみつかりませんでした。
四国~関東
1枚目は徳島の松尾川温泉へ行ったときに撮影
2枚目から4枚目は、四国からフェリーで関東へ引越しするときの写真です。
関東~関西
1枚目は長野のスキー場。
2枚目から4枚目は、関東から関西へ引っ越した時の写真です。2枚目の写真が真っ暗なのは、引越しの予定時刻が午後一番だったのだけど、引越し業者が来たのが18時ころだったため。
奈良から大阪へ
2023年7月、香芝SAで撮影した写真です。奈良から大阪へバイク(メグロK3)を移動するとき、行きは2人で車で奈良へ。
奈良から大阪へは私が車を運転しました。
この時は、車を買い替える予定はなく、車のナンバープレートを変更しました。
まとめ
中古のメルセデスベンツを不安ながらも購入し、半年が経ちました。かなり快適で、バイクで出かけるより車で出かけることが多くなりました。
中古で購入した車は、下取り価格を含め500万円弱でした。おそらく全てのオプションがついているはず。
メルセデスベンツのGLAを2024年現在購入すると、655万円からです。購入した中古車と同じオプションをつけると800万円超えます。
気になる点は、ブレーキダストです。購入前から外国車はブレーキが効きやすく、ダストで汚れるとは知っていましたが、想像していたより汚れます。おかげで洗車をこまめにするようになりました。
日本車よりブレーキが利くので、ガクッとなって初めのころは驚いた。
乗り心地は非常によく、長距離でも疲れません。スピードを出すような車ではなく、ゆったりと走る車だと感じます。軽自動車に乗っていた時は、時々煽られることがありましたが、メルセデスベンツではそのようなことがなくなりました。
気になっていた「壊れやすい」に関しては、今のところは全く問題ありません。