光回線を利用していた場合の引っ越しでは、新しい住所でのインターネット接続手続きには少々時間がかかることがあります。急いで通信環境を整える必要がある場合、代替としていくつかの方法があります。
引越し前にWiFiのホームルーターをレンタルしていたけど、速度制限で使えなくなった。
どうしてもネット環境が必要で、モバイルWi-Fiルータを借りたよ。
- 光回線の工事までのインターネット接続方法
- データ通信量の目安
- レンタルWi-Fiは店頭申し込みorインターネット手続きのどっちが良いか
- 無制限と記載があっても、よくみると速度制限についての注意書きがある
- 短期間のみポケットWi-Fiなど使う
- MONOMAレンタルWi-Fiで、3日間速度制限が解除されなかった
- WiFiレンタルどっとこむのポケットWi-Fi利用で、問題なくインタネットが使えた
はじめにレンタルしていたWiFiのホームルーターは、たった数時間使っただけで、速度制限で使えない状況になりました。その後、違うレンタルサービスを利用しました。
- 引越し前:MONOMAレンタルWi-Fi
- 引越し後:WiFiレンタルどっとこむ
引越し先ですぐにインターネット(Wi-Fi)利用したい場合
引越先でネット回線の工事日まで時間がかかるけど、すぐにネット利用したい場合はいくつかの選択肢あり。
- レンタルWi-Fiルーター
- モバイルWi-Fiルーターの契約
- スマホでテザリング接続する
光回線不要か!?
レンタルWi-FiルーターやモバイルWi-Fiルーターの契約、スマホのテザリングは、工事が不要なのでそのまま使えば楽じゃない?
と思うかもしれません。しかし、NetflixやAmazonプライムビデオをテレビ画面で視聴したり、オンラインゲームなどする方は、光回線を利用した方が良いでしょう。
光回線は工事が必要でも、通信速度が速く通信が安定しています。
レンタルWi-Fiルーターの「無制限」に注意
レンタルWi-Fiルーターは、「無制限」と記載されているものが多くあります。
ただし、データ通信の使用量によって、速度制限がかかる場合があります。
レンタルWi-Fiルーター
一時的な利用では、これが一番おすすめ。
契約は1日からできる業者もあり、モバイルタイプのWi-Fiルーターとホームルーターがあります。
自宅での利用に特化している場合、多くの人はホームルーターを選ぶかもしれません。しかし、返却時の利便性を考えると、モバイルタイプの方が便利な場合があります。なぜなら、モバイルタイプのルーターは、一部の業者ではポスト投函で返却できる場合もあるからです。
無制限でも注意が必要
「無制限」と記載があっても、通信量によって速度制限あります。
モバイルWi-Fiルーターの契約
レンタルではなく、モバイル(ポケット)Wi-Fiを契約する方法もあり。以下はデメリットです。
- 契約時の事務手数料がある
- 端末代金が必要なこともある
- 解約違約金がかかる業者もある
モバイルWi-Fiルーターを契約する場合は、長期的に外出先などでも利用する方向け。
スマホでテザリング接続する
比較的短期間での利用なら、スマホのテザリングでも対応可能でしょう。データ通信量を一時的に増やす契約にかえるのもあり。
1台目に借りたWi-Fiホームルーターが速度制限で使えなくなった時、一時的にスマホのテザリングを使ったよ。
ただし、通信制限に注意する必要があります。
データ通信量の目安
まずはじめに、データ通信量についての目安です。消費は以下の状況などで変わります。
- 実際の電波状況
- 表示される内容
- 読み込むファイルの種類
- 画質の設定(動画配信サービス)
それぞれのサービスの設定を変えることによって、消費データを抑えることができます。
ZOOM・1時間あたり
パソコンで利用の場合の1時間当たりの通信量の目安です。
利用 | 通信量 |
---|---|
ZOOMビデオ通話 | 0.5GB前後 |
ZOOM音声通話 | 0.05GB前後 |
実際にビデオ通話で使ってますが、上記ほど消費しないこともあります。
Netflix・1時間あたり
パソコン(ウェブブラウザ)で視聴した場合の目安です。
設定 | 通信量(最大) |
---|---|
SD画質・標準画質 480p | 1GB |
HD画質・高画質 720p | 3GB |
UHD 4K・超高画質 2160p | 7GB |
モバイルでの場合の通信量は異なります。
設定 | 通信量(約) |
---|---|
自動 | 0.25GB |
データ使用量(少) | 0.16GB |
データ使用量(多) | 3GB |
引用元:NETFLIXのヘルプセンター
YouTube・1時間あたり
設定 | 通信量(約) |
---|---|
フルHD画質 1080p | 1.2GB |
HD画質 720p | 1GB |
SD画質 480p | 0.5GB |
SD画質 360p | 0.3GB |
1GBでできること
パソコンでの目安です。
WEB閲覧 | 3,000~4,000ページ |
メール送受信 | 2,000通 |
MONOMAレンタルWi-Fiで3日間速度制限
引越しの10日くらい前に、MONOMAレンタルWi-Fiを用意していました。
届いてすぐに、接続テストはしていましたが、実際に使ったのは引越し後の2日目でした。そして、たった2時間半で速度制限がかかりました。
MONOMAレンタルWi-Fi
MONOMAレンタルWi-Fiは、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社が提供するホーム機能搭載の置き型Wi-Fiです。
スマートホーム化したい人におすすめの機器です。動画やゲーム、テレビ画面でのNetflixなど視聴したり、オンラインゲームをする人には向きません。
MONOMAレンタルWi-Fiを利用した理由
大阪ガスのインターネット回線(さすがねっと)を申し込みましたが、工事まで2週間くらいありました。このような場合は、MONOMAレンタルWi-Fiをお得に利用できます。
- 初期費用なし
- 月額費用は、2,970円
- 解約金なし
- 違約金なし
通常の初期費用は、3,300円(税込み)ですが、さすがねっとを契約し、開通までの期間は初期費用0円です。
また、月額料金5,148円かかるところ、2,970円(税込み)で利用できます。
速度制限あり
3日間における累計通信データ量が、10GBに達すると通信速度は700kbps以下に制限されます。
速度制限の解除
速度制限の解除の仕組みについては、同封の資料には記載がなく、公式サイトの説明をみてもよくわかりませんでした。
そのため、サポートに電話して問い合わせました。
- 1日目:2GB
- 2日目:3GB
- 3日目:5GB
4日目の深夜~朝方に、1日目に使った「2GB」のみ速度制限なしで使えるようになる。ただしこれは目安で、もっと早く使えるようになることがあります。
2時間半で10GB使用したよ。
実際どうなったかというと、3日間ほぼ使えない状態でした。
速度制限がかかる場合、通信速度は700kbps以下です。スマホでちょっとだけ調べものをしたい程度なら使える、などの情報もありますが、ほぼ画面がフリーズ状態でした。
MONOMAレンタルWi-Fiのデータ通信量確認方法
同封の資料や公式サイトを確認しても、消費通信量の確認方法がわかりませんでした。
サポートに電話して確認した結果、スマホにアプリをインストールし、そのアプリで通信使用量の確認ができます。
MONOMAレンタルWi-Fiでやめた方が良いこと
本文中の「データ通信量の目安」に載せていますが、NetflixをHD画質・高画質で1時間視聴すると3GBも消費します。3時間ちょっとで、速度制限の上限に達してしまいます。
MONOMAだけのことではありませんが、レンタルWi-FiルーターでNetflixや動画を視聴する場合は、注意が必要です。
大阪ガスのインターネット回線を利用することになった経緯
今までインターネット回線は、NTTを使ってきました。工事費用は約2万円。
工事費用って高くない?
と、今更思ったのです。そして他の選択肢はないのかなと考えました。
ホームルーターは、工事が不要なので引っ越しの多い場合に便利。しかし、通信速度が安定していないことなどのデメリットがあり。
ガスと電気は、大阪ガスを使っていて、引越しの連絡が1か所で済み楽。そして、工事費用が実質無料で、月額料金も安い。
インターネットも大阪ガスってどう?NTTより安いし。
という経緯で、大阪ガスのインターネット回線にすることにしました。しかし問題点もあり。次回の引越し先が、大阪ガスとは限りません。その時はまた違うインターネット回線を選び直しです。
レンタルWi-Fiは店頭申し込みorインターネット申込
MONOMAが速度制限で使えなくなったため、新たに別のモバイルWi-Fiルーターをレンタルすることにしました。
レンタルWi-Fiを2つも利用することになった理由は、私が職業訓練(eラーニング)受講中のため、どうしてもインターネット環境が必要でした。
店頭での申し込みが一番早く手に入りますが、デメリットもあります。
店頭申し込みのデメリット
いくつかの店舗を調べました。以下の理由で店頭で借りるのはやめました。
- 1日3GB使うと速度制限の機種しかなかった
- 借りるときデポジットとして1万円預ける
- レンタル料が割高
インターネットでの申し込み
いくつもの業者がありかなり迷いました。
申し込み後は、自宅やコンビニでの受け取りが可能な業者が多いです。その中で、翌日に自宅に届けてくれる「WiFiレンタルどっとこむ」で借りることにしました。
WiFiレンタルどっとこむ・翌日受け取れる
「WiFiレンタルどっとこむ」のトップページには、レンタル人気・おすすめ端末の掲載があります。わかりやすい説明があるので、参考にしました。
\ 公式サイトで確認する /
受け取りが早く返却が楽
「WiFiレンタルどっとこむ」でレンタルした理由は、申し込みから受け取りまでが早く、返却は郵便ポストへの投函で完了するから。
申し込んだ翌日に受け取りました。
返却の送り状や袋もセットされています。
レンタルした端末
- 型番:SoftBank T6(T6300 無制限)
- サイズ:約110(W)×64(H)×15(D) mm
- バッテリー容量:4,000mAh
- WiFi規格:IEEE802.11 a/b/g/n
- 質量:約130g
コンパクトでかなり軽いです。外出先にもっていく場合、邪魔になりません。
SoftBank T6300 無制限の速度制限
以下を超えると、通信速度が128kbpsに制限されます。
- 1日10GB
- 月間300GB
通信速度制限は0時に順次解除される。
SoftBank T6300 VS MONOMA
MONOMAで速度制限がかかったときのように、SoftBank T6300で同じことをしたのですが、通信量の減り方がかなり違います。
SoftBank T6300の方が、データ量の減りが遅いです。
例えば、YouTubeをフルHD画質で1時間視聴した結果、データ量は0.6GB減っていました。本文中のデータ通信量の目安より少ないです。
SoftBank T6300が届いてからは、MONOMAを使わないようにしていたのですが、自動接続されていてスマホで少しネット閲覧をしました。その時の通信量は3GBを超えていました。
MONOMAはデータ通信量の消費が激しい気がする・・・
ということで、SoftBank T6300 と MONOMAを別々のパソコンに接続し、同じようにインターネット閲覧をしてみました。やはりMONOMAの方がデータ通信量の消費が早かったです。
まとめ・一時的な利用ならレンタルWi-Fiルーター
引越しなどで一時的にインターネット環境が必要なら、レンタルWi-Fiルーターがおすすめ。
- 「無制限」と記載があっても速度制限がかかる場合がある
- 1日のデータ通信量の上限を確認する必要がある
- 借りる前にサービスエリアマップを確認した方が良い(都会なら問題ない)
今回の引越しで2か所でレンタルし、快適に利用できたのはWiFiレンタルどっとこむのモバイルWi-Fiルーターでした。
WiFiレンタルどっとこむは、こんな方におすすめです。
- 引越し前後などの一時的利用
- 期間縛りは一切ないルータが良い
- 1日からい1か月程度の利用
- すぐに受け取りたい
- 返却は簡単が良い
\ 当日発送のレンタルWi-Fiルータ /
受け取りは、13時までの申し込みで翌日に受け取れます。自宅やコンビニ、または「空港での受け取りが可能。また、返却はポスト投函で簡単。
レンタル可能な機器(回線キャリア)は、SoftBank, au, WiMAXがあり、5GB~無制限まで容量も様々です。
私はeラーニングの職業訓練で、毎日5~6時間利用(時々ZOOM)でした。レンタルした機器は、1日10GB(月間300GB)でしたが、そこまで消費することはありませんでした。
WiFiレンタルどっとこむは、疑問などあれば専用コールセンターで質問できます。