1960年に発売された「メグロ・スタミナK1」と、1965年に登場した「カワサキ500メグロK2」に続く半世紀ぶりの復刻となったのが、カワサキ・メグロK3です。
このバイクは、70代から80代の方々にとっては、とても懐かしい存在でしょう。その証拠に、メグロK3を駐車していると、時折その年代のおじいちゃんたちが近づいてきて、話しかけてくることがあります。
おじいちゃんの反応は似ている
おじいちゃんに話しかけられることは聞いていたが、先日、ついにその状況に遭遇したよ!
駐車してすぐに近づいてくるおじいちゃん
紀泉高原スカイラインの駐車場にバイクを停めたときのことです。
懐かしのバイク
トイレに向かってるとき、
すれ違ったおじいちゃんにジロジロ見られた
私はバイクのそばにいた
おじいちゃんがバイクの方に向かって歩いてきたのですが、すぐにピンときました。これは!メグロK3を見に来るな!!と。
バイクの「メグロ」と書いてあるところをじーっと見た後、バイク全体をみていました。
トイレから帰ってきたバンさんを見つけると、すぐに話しかけていました。話しは20分くらい続き・・・
おなかすいたなぁ
途中で飽きた私はその場を離れ、話が終わるのを待っていました。
語っていた話の内容
- 71歳(生年月日を言っていた)
- 12歳の頃からバイクに乗っていた(無免許)
- 門真運転免許試験場(大阪)で、大型自動二輪試験を受けた。その時のバイクは、メグロだった
- 昔はバイクが年収くらいの金額で高かった
他いろいろ
そしてエンジンの音を聞きたそうだったのですが、エンジンかけたら更に話が続きそうなので、話をそらしたそう。
スマホで写真を撮って、しばらくまた、じーっと見てから去っていきました。
これまで話しかけてきたおじいちゃん
反応は似ている。
「メグロか!随分と綺麗に乗ってるいるな!!」
復刻版というと話が長くなりそうなので、
「そうですね」と答えたこともある
「これは!!メグロか!?」
復刻版と説明したこともある
こんな具合に、驚きながら近づいてくるのです。
今回私が遭遇したおじいちゃんも、そんな感じだった
1960年代の白バイはメグロ
1960年代の白バイはメグロとして知られています。その時代には、東京都警察の白バイとして、メグロが主に使われていました。
メグロ500K1P白バイ1964年を過去に見ている
過去の写真を探したら、ありました!がピンボケ・・・・浅間記念館展示品で撮影
この時は、メグロと気にせず撮影した
メグロ500K1P白バイ1964年・説明
浅間記念館展示品の上の方に「メグロ」の文字があります。撮影時には全く気付かなかった。
3億円事件
1968年12月10日の朝、東京都府中市で金融機関の現金輸送車に積まれた約3億円の現金が、白バイ警察官に変装した男によって奪われました。これが広く知られる「3億円事件」です。
警視庁府中警察署に持ち込まれた偽造された白いバイクは、ヤマハスポーツ350R1でした。前月に東京都日野市内で盗まれたもので、もともと青色でしたが、犯行前に白く塗り替えられ、警告灯やメガホンが取り付けられました。
警察は当初、これらの遺留品から犯人を追跡できる可能性を高く評価していましたが、ほとんどが盗まれた品物や大量生産品であったため、犯人の特定にはつながりませんでした。
最後に
メグロK3は、昔のメグロを知っている世代にとって非常に懐かしい存在でしょう。彼らの中には、復刻版が発売されていることを知らない人も多いかもしれません。
その世代の方たちが懐かしむ姿を見られるのは、素敵なことかもしれません。
メグロK4として、
メグロのエンジン音のシニアカーを発売すればいいのに
スズキ歴史館でみた、
スズキのスズライドは、シニアカーらしいが、欲しいと思ったよ
kawasaki・2021 MEGURO K3・プロモーションビデオ(YouTube動画)
メグロK3を購入する前に、しょっちゅうみてた動画