ツーリングで目的地が決まらないときどうしてますか?
その辺を適当に走るのって意外と難しい・・・
地方なら自然豊かなので、適当に走っても何かしらあるんじゃない?
と思うかもしれませんが、目的地がないとどこまで行けばいいのかしら、と困ります。
やはり何かしら目的があった方が良いけれど、決まらないときに私がやっていることはこれ。
- カフェ
- 道の駅スタンプラリー
- 寺院めぐり
カフェはGoogleマップ上で「カフェ」で検索し、良さげな場所へ行くだけ。奈良って古民家カフェやおしゃれなカフェが多いです。
道の駅スタンプラリーは以下の記事に記載。
この記事では、寺院めぐりについて少し詳しく記載します。
寺院めぐり
寺院めぐりはコースがあると助かります。
実行したこと
以下は過去にめぐったことのあるコースです。
- 四国八十八か所霊場
- 四国別格二十霊場
- 大和十三佛霊場巡り(奈良)
1番目と2番目は、四国在住時に250CCのバイクで、ひとりで実行しました。
その後、東京に引っ越し。
東京都内の寺巡りコースはあるのですが、バイクで都内走行は好きではないので実行しませんでした。
その他、関東八十八ヵ所霊場、等いろいろとありますが、範囲が広すぎて考えているうちに実行せず。
3番目の「大和十三佛霊場巡り」は13か所のみ、しかも奈良県内のみ。2021年に実行しました。
奈良には、上記のような少ない数の寺院めぐりは他にもいくつかあります。
大和地蔵十福
「大和地蔵十福」を2023年1月からはじめ、5月で終わりました。
- 伝香寺・奈良市:春日地蔵
- 元興寺・奈良市:印相地蔵
- 十輪院・奈良市:石龕地蔵
- 福智院・奈良市:地蔵大佛
- 帯解寺・奈良市:帯解子安地蔵
- 霊山寺・奈良市:地蔵菩薩
- 金剛山寺(矢田寺)・大和郡山市:延命地蔵菩薩立像
- 聖林寺・桜井市:子安延命地蔵
- 大野寺・宇陀市:身代り焼け地蔵
- 室生寺・宇陀市:地蔵菩薩立
「大和地蔵十福」のデメリットは、奈良市内が多いことですぐ終わる。
御朱印は1ヶ寺300円です。
御朱印台帳は最初の寺院でいただけます。
大和地蔵十福
大和に点在する十ヶ寺の地蔵菩薩の巡拝コースです。
奈良の寺院の多くは、拝観料がかかります。
今回は1日で3カ寺をめぐりました。
大野寺(宇陀市)
走っている途中で道を間違え、天理ダムへたどり着きました。
たくさんの猫に出会えました。
境内
「大和地蔵十福」の聖林寺は、「身代り焼け地蔵」で本堂に安置されています。
身代り焼け地蔵の写真撮影禁止。
ここは桜の時期がおすすめ。
大野寺の拝観料は300円で、門の場所にお金を入れることもできますが、受付へ行きました。
受付へ行くと本堂を開けてくれました。
下の写真の右側の弥勒磨崖仏が岩肌に仏像を刻まれています。(磨崖仏)です。肉眼でも薄っすら見える感じです。
宇陀川の近くから眺めました。
高さ14mもあります。
駐車場
駐車場は大野寺のすぐ近くにあり無料。
駐車場へ戻ると、数名の外国人男女がバイク(メグロK3)をみていました。
ヨーロッパ系(多分)の男性2名、アジア系の女性3名でした。
ひとりのヨーロッパ系男性が、
「メグロK3はネットで見たことあったけれど、実物をみるのは初めて」
と感激していました。
そしてなぜかわかりませんが、私のことを「台湾人ですか?」と聞いてきました。
昼食
昼食は次の寺へ行く途中にあった所へ。
宇陀市室内温水プールの施設内にある軽食コーナーです。
どれも安い。
ちょうどお昼の時間に行きましたが、他にお客さんはいませんでした。
聖林寺(桜井市)
ここは2度目です。
境内
「大和地蔵十福」の大野寺は、「子安延命地蔵」で本堂に安置されています。
子安延命地蔵は白い大きな可愛らしい顔です。写真撮影禁止。
拝観料は600円です。
ここで写真撮影可能なのは、西陣織写し観音です。
本物の十一面観音は別の場所に安置されていて、拝観可能です。
階段を上った場所に観音堂があり、そこに平安時代後期に作られたとされる十一面観音像(国宝)が安置されています。
シルエットも顔も、とても美しい十一面観音像です。
駐車場
バイクは駐車場無料。車は300円。
場所:奈良県桜井市下692
帯解寺(奈良市)
「大和地蔵十福」の帯解寺は、国指定重要文化財の「帯解子安地蔵」で本堂に安置されています。
拝観料は600円です。
駐車場は無料。お寺の敷地内にあります。
ここは珍しくお坊さんによる案内つき。
名前以外何を言っているのか、ところどころわかりませんでしたが、面白かったです。
場所:奈良市今市町734
最後に
まだ3月中旬なのに、あちこちで桜が咲き始めていました。
奈良県には知られている神社仏閣以外に、多くの寺院があります。
寺院に詳しいわけではありませんが、バイクで行き場に困ったときは、寺院めぐりは意外と楽しめます。