「まがたま」の生産が盛んだった地域の「玉造温泉」は美肌の泉質で知られています。
温泉に入らなくてもこの辺りは散策を楽しめます。
パワースポットとして全国から参拝者が来る「玉作湯神社」、川沿いにある神話のオブジェの「神様探し」、無料足湯、湯薬師広場で美肌温泉水持ち帰り、などあります。
2日目は午前中に帰る予定だったので、近場の玉造温泉散策をすることになりました。
前日の話 → ご縁と美肌の出雲へ香川から長距離に不向きなバイクで旅した
美肌の玉造温泉周辺散策
玉造の湯は、日本最古の湯として知られています。
湯薬師広場・たらい湯はスベスベになる
無料温泉で持ち帰りOK。熱いです。隣にあった説明書きを読むとここの温泉は「源泉かけ流し」。とてもスベスベになります。
- 源泉:66.5℃
- 泉質:ナトリウム・カルシウム 硫酸塩・塩化物泉
利用前の注意事項に書いてあったことで、なんだそりゃと思ったこと2つ。
- くつ等は洗わないでください。
- ペット等を入浴させないでください。
くつとか洗った人がいたのか!?ペット洗うって、そもそもここのお湯すっごく熱いけど。
天然の化粧水!?素敵な場所だな~この辺りに住んでいたら毎日通うだろうな。
隣にある箱はなんだろうかと、開けてみるとボトルが入っていました。
このボトルを200円で購入し、温泉水を入れて持ち帰る仕組み。
右側にお金を入れる場所がありました。ペットボトルなどあれば、完全無料で持ち帰れます。買いました。
まがたま
このあたりでは、「勾玉」を見かけます。
玉作湯神社で祈願・願い石と叶い石
小さな神社なのに参拝者が多いなと思っていたら、縁結びのパワースポットと知られている神社と、後から知りました。
縁結びの神社
願い事を叶えてくれる願い石と叶い石のある玉作湯神社で、恋愛祈願でご利益があると知られています。
数年前に住んでいたシェアハウスで女性が島根ひとり旅をする話を何度か聞いたことがありました。そういうことだったのね、と納得。
島根の縁結びのスポットは出雲大社、八重垣神社、須佐神社、そして玉作湯神社。この地域に訪れたのは3度目ではじめて知ったことでした。
願い石・叶い石、お守りを作る
- まずは社務所で叶い石を受け取ります。叶い石セットは600円です。
- 鳥居の前で一礼
- 境内の手水舎でお清め
- 拝殿でお参り(ここは2礼2拍手1礼)
- 叶い石を袋から出し、御神水でお清め
- 願い石に叶い石を触れさせる(心の中願ことを唱える)
ここで順番を待つ列ができていました。
叶い石完成。
願いが叶ったら、叶い石は返納します。
場所:島根県松江市玉湯町玉造508
出雲神話のオブジェ・神様探し
川沿いを歩いていると、ところどころにオブジェがあるのに気づきます。
オブジェの隣に提灯があり、悦明が書いてあります。
リーズナブルな宿・翠鳩の巣(あおばとのす)
私が宿泊した宿は「玉造温泉 温泉ゲストハウス翠鳩の巣」、1名1室の素泊まりで4,000円でした。朝食付きは4,500円。
木造作りの建物で、中はリノベーションしてありきれいです。
源泉かけ流しの温泉もあり。シェアハウスみたいだなと懐かしく感じました。夜と朝に対応してくれたスタッフは違う方で、2人ともとても気さくで感じが良かったです。
ツーリングで泊まるなら、ここはおすすめ。チェックアウト後に玉造温泉の散策する間、バイクを置かせてくれました。
場所:島根県松江市玉湯町玉造45-2
帰宅・島根から香川へは岡山まで順調だった
友達はタクシーで出雲空港へ。
次の日が休みだったら行きたかったのは足立美術館。精神的な余裕と時間が充分あるときでないともったいない。次回があるのかはわからないけれどあきらめることに。
帰り道にちょっとだけ、松江城を見てから帰ることにしました。しかし・・・
松江城は遠くからちょっと見えただけ
これだけ!
この時の時刻は12時ちょい前。少し早めに帰宅してくつろぎたいので帰ることにしました。
蒜山高原サービスエリアと高梁サービスエリアで休憩
気付けば朝も食べず、昼ごはんもまだだった。前日に食べ過ぎていたためそれほどお腹が空いていたわけでもなく、結局おにぎりを食べただけでした。
前日の食事 → 10時にすなば珈琲のモーニングセット、12時半に出雲そば、15時過ぎにあらゆるスイーツ、夜は豪華な和食フルコース、夜中の12時前に生クリームたっぷりのフルーツケーキ。食べつつ、罪悪感あり、でも食べてしまった。
軽い食事を終え、ノンストップで一気に帰るよ!と気合を入れて走り始め、結構順調だった。
岡山JCTでまさかの・・・道を間違えた
行きも間違えた高速道路のJCT、ジャンクション!ジャンクション、嫌いだ。
この日は何カ所かで交通規制があり、岡山JCTで気づかずに間違えて姫路方面へ走っていました。
途中「吉備」と標識で見えて「きび団子の吉備だねぇ」なんて思い。
岡山の出口を通りすぎ。
次、「山陽」ね。
そこで・・・
え!!!
山陽!?
山陽ってなんだよ
そもそも帰り道に「吉備」ってないでしょ。とようやく間違えていたことに気付きました。
岡山~山陽は12km、長い!帰りは瀬戸大橋の途中にある与島PAでお土産見ようと思っていたが、もう余裕なんてなし。
途中で給油
高速道路料金もったいないので、瀬戸大橋手前の「児島」まで下道で行こうかと思ったけれど、その手前で高速道路にのりました。
帰宅後、バンさんに「そのまま走り続けて淡路島経由で帰れた」と言われ、確かにと一瞬思いました。しかし、どう考えても遠回りだし高速料金は高いです。
気になったので調べた結果、岡山~高松:瀬戸大橋経由で約80km、明石海峡経由で270km、高速道路の料金は2倍。やっぱり遠いし高い。
風速11mって怖いよ、瀬戸大橋
瀬戸大橋を渡る手前で見た風速表示「11m」
帰る前に確認した情報と違う・・・
お昼頃に見た瀬戸大橋の二輪の通行止め情報では「弱い」の~9m/sで「走行に支障なし」でした。どうしよう。フェリーにしようか迷う。
と思ったけれど、既に遅く瀬戸大橋を走るしかない場所を走っていました。一気に渡ってしまうことにしました。
感想は、怖いです。
グラストラッカーは、軽すぎです。風向きはもろに横風で、何度も風で横に流されそうになりながら、速度の遅めな車の後ろについていきました。姿勢は超怪しげな前かがみで。
なんでこの橋長いんだよ!
と何度も思いました。走れそうになかったらバイクから降りるのかな、で降りてバイクおして瀬戸大橋渡るの?長すぎるでしょ、といろんなことを想像してしまいました。
最後に
グラトラのような非力なバイクはやはり怖いことが多いなと思いました。
そもそも草(グラス)の上を走るようなバイクが長距離ツーリングに向いているわけがない。ガソリンスタンドチェックも必須だし、準備もちょっと大変。
それでも、過ぎ去ってみると面白い経験でした。
瀬戸大橋の二輪通行止め情報にある風速凡例はやや強いの黄緑だったら渡るのはおすすめしません。
- 弱い(濃い緑) ~9m/s
- やや強い(黄緑) 10m/s~
- 強い(黄色) 15m/s~
- 非常に強い(赤) 20m/s~
風速25m/sの可能性があると全面通行止めと本四高速のサイトに書いてありましたが、相当な風だと思う。
風速が概ね15m/s以上で通行止め。ただし、風速のマークが「黄色の吹き流し」の場合も、通行止めになる可能性があり。
二輪車通行止めは風速が概ね15m/s以上で通行止めになるのですが、 風速のマークが「黄色の吹き流し」になっていると、通行止めになる可能性があります。