山口ツーリングの最終日は周防大島でした。
周防大島は山口県の瀬戸内海側に位置する島で、本州の柳井市から1kmほどの長さの大島大橋を渡ってすぐ行けます。
山口県の道路沿いには、夏みかん色の鮮やかなオレンジのガードレール(黄色)が連なっています。その色彩はまるで太陽が山々に微笑むかのようで、一見の価値があります。
1963年に国民体育大会が開催された際、山の緑に映え、視認性が高いという理由から、景観整備の一環としてガードレールを県の特産である「夏みかん」の黄色に統一されたそうです。
山口ツーリング2日目 → 日本最大カルスト台地の秋吉台へ行ったけど曇り空だった
周防大島半周ツーリング・大島大橋~嵩山
本州側から見て左回り(東側)に半周しました。目的地はフェーリー乗り場の伊保田港です。
本州と周防大島を結ぶ大島大橋
1976年に完成した黄緑の橋、「大島大橋」です。
開通当初は、「大島有料道路」として一般有料道路でしたが、1996年から無料になりました。歩いて渡るのも楽しそう。
この橋は3径間トラス橋であり、その下には大畠瀬戸と呼ばれる場所があります。この地域は最大潮流が10ノットに達する急流が流れるため、橋脚は世界初となる多柱式基礎の上に連続トラスを設置する工法が採用されました。
10ノット:1時間におよそ18.52キロメートル進む速さに相当
ビー玉海岸海水浴場
人工海浜公園です。
少し歩きましたが、この時期は人がいませんでした。
鳥居
場所:山口県大島郡周防大島町久賀
嵩山~フェリー乗り場まで
この日のメインの場所までの道は思っていたよりも狭めでした。
嵩山(だけさん)山頂を目指して走ったが・・・
標高618.5m、ハングライダーやパラグライダーのフライトポイントがある山です。
山頂からの景色がとても素晴らしいとのことで行ってみました。車でも行けると情報がありますが、かなり厳しいと思います。道はところどころ狭いです。
途中でナビが終了。
諦めてバイクをUターンしたところで、あと500mで山頂との案内を発見。もう遅い。それにトリプルケースのバンディットでタンデムはちょっと怖い。私のバイクだったら簡単にのぼれたのでしょう。残念。
嵩山やすらぎの丘
ナビが終了した場所へ戻り休憩。
岩屋権現社の鳥居があります。
仕合わせ祈願所の説明が書かれていました。
ここは山腹途中。山頂が見えます。
嵩山やすらぎの丘:山口県大島郡周防大島町日前
道の駅「サザンセトとうわ」でお昼休憩
お土産コーナーにはみかんやみかん系のお菓子、瀬戸内海の海産特産品が売られていました。みかんは買いたかったけれど、トップケースはすでに荷物で満杯。
食事は2階にレストラン、1階には屋台風な食べ物屋さんがありました。2階のレストランに周防大島名物の「みかん鍋」があります。食べたかったけれど、バンさんに家でできると言われ諦めました。
タコ飯とから揚げ
おいしそう!と思って他を見ずにすぐ買いました。ちょっと味が薄め。食べ終わってから他にもおいしそうな食べ物が売っているのを見つけガックリ。から揚げはちょうど良い味でした。
じゃこ天
これもちょっと味が薄めでした。
真宮島(しんぐうじま)
写真の左側の小さな島は真宮島で干潮時に歩いて渡れる島です。
場所:山口県大島郡周防大島町大字西方1958-77
瀬戸内海
お昼ごはんを食べ終わったら、フェリー乗り場へ行くだけ。
途中で非常に綺麗な海を見つけました。
なんだこの透明度
フェーリー乗り場の伊保田港
出発時刻の1時間前に到着しました。
フェリー乗り場周辺
周りに何かあるのだろうと思ったら何にもない。すぐ近くにコンビニがありましたが、日曜日は休み。平日の営業時間は8時半~17時まで。利用できる人は限られます。
周防大島の伊保田港から愛媛県松山市の三津浜港まで約1時間で着きます。1日4便と少な目。この日はバイクが4台だけ。車もそれほど多くはなく。
フェリー到着~出航
フェリーは乗り慣れていないので楽しい!と思っていたのは私だけだったのだろう。みなさん乗り慣れている様子で眠っている人ばかりでした。
松山に到着後はひたすら高速道路を走って帰宅。松山から香川県の高松までは約150kmあり、隣の県でも遠いです。