香川県高松市から島根県出雲市まで約240km、高知県の足摺岬まで約300kmです。四国内よりも出雲へ行く方が近いとは!!
先日、非力なバイク、グラストラッカーで出雲まで行ってきました。1泊2日で走った距離は約650kmと思ったよりは走っていません。
はじめに、どんな旅だったか
ご縁は出雲大社、美肌は宿泊先の玉造温泉。
旅の目的は出雲大社で参拝する。7月に鳥取・島根タンデムツーリングから帰っていてすぐに友達から出雲の旅の誘いがありました。島根は行ったばっかだなと思いつつ、もう1度行くことにしました。待ち合わせ場所は出雲大社前。
大人3名プラスお子様1名、計4名は東京から出雲へ、私は香川から。東京からの方が早く行ける出雲。いえ、出雲だけではないです。去年は伊勢で待ち合わせ、やはり東京からの方が近い。どこへ行くにも東京基準なんだよなって、四国に住んでからつくづく感じてます。
せっかくの旅、電車でいくのはつまらない。台風の後で反対はされたけれど、バイクで行ってきました。帰宅後に、よくグラトラで出雲まで行けるな、とバンさんに言われました。ロングツーリング向きじゃないバイクじゃ疲れるし怖いでしょ、って意味で。それはその通り!って思う場所が今回もありました。それは1車線の高速道路と帰りの瀬戸大橋。
ブログについて友達には話をしていないため、人物写真は載せてません。
香川から出雲までの交通手段
意外になのか、やっぱりなのか不便です。飛行機で行けるのかと思って調べたら、羽田空港経由の出雲空港行き。なんだそれは!
- 安さを優先
車ORバイクでほぼ下道利用 - 時間優先(早く着きたい)
車ORバイクで高速道路利用 - 疲れたくない
電車
公共の交通機関利用の場合
- 電車
片道 8,140円、約5時間
高松 → 岡山(マリンライナー)→ 出雲市(JR特急やくも)→ 出雲大社前(一畑電車) - 電車&高速バス
片道 6,030円、約7時間
高松 → 岡山(マリンライナー)→ 松江駅前(高速バス)→ 出雲大社前(一畑電車)
※高松駅発、出雲大社前着
香川から出雲まで高速道路を利用した場合ルートは2つ
距離はどちらも約240kmと変わらないけれど、尾道経由の方が高速料金は安い。時間は休憩なしで約3時間半。
- 尾道経由
瀬戸中央道 → 山陽道 → 尾道道 → 松江道 → 山陰道
4,150円 (ETC利用) - 米子経由
瀬戸中央道 → 山陽道 → 中国道 → 米子道 → 山陰道
6,040円 (ETC利用)
米子から出雲の高速道路!!この区間は全部無料区間だと思っていたら、無料区間と有料区間が交互にあります。
米子JCT → 米子西(無料、7.3km)→ 東出雲(510円、19.1km)→ 松江玉造(無料、9.6km) → 出雲(880円、33.9km)
米子経由の場合、米子から出雲の約70kmを下道利用すれば4,650円。
香川から出雲までの道のり
よりたい場所が3カ所あったため、私が選択したルートは米子経由です。以下は考えていた予定。しかしこの通りには行かない道のりでした。
- 自宅から30km先の坂出で給油
- 坂出北IC~落合IC
- 真庭で給油
- 蒜山スカイラインを走り、鬼女台で休憩
- 米子のすなば珈琲で休憩
- 米子周辺で給油
- 宍道湖あたりをのんびり走りながら、昼頃までに出雲大社に着く
いきなり与島PAで休憩
瀬戸大橋の二輪通行止め情報をまずは確認。風速は「弱い」の~9m/sで「走行に支障なし」。よかった。ということでバイクで自宅を出発しました。
朝の6時頃の写真です。この日は坂出北で高速道路に乗り、たった8.3km走っただけでいきなり休憩。寒くて上に来ていたレインコートの前が全開になってしまっていたための休憩です。ファスナーの調子悪くて下から開いてしまい、パタパタしていて運転を続けられなかったのです。
ここまでは順調だわ~と思っていました。
倉敷JCTで道を間違えた
倉敷JCTで右方向は米子、左方向は尾道です。
そこで私は左方向へ進んですぐに間違えていることに気付いたけれど、もう遅かった。そのまま尾道経由で出雲へ行けるけど、出雲に早く着きすぎる。それによりたい場所もあきらめきれず、倉敷で高速道路をおりました。そのまま下道で蒜山スカイラインまで行こうかと思ったけれど、お昼までに出雲へは行けないため、再び高速道路を利用。なんて悲しいミス。
土地勘のない場所は標識の案内の地名見ても、どっちへ行けばいいのか迷います。
高梁地域の霧で前が見えず
高梁(たかはし)地域は秋から冬にかけて霧の発生が多い地域です。
というのは後から知りました。
岡山自動車道の高梁サービスエリア前後は1車線です。そしてこの日の朝は濃い霧が発生していました。
前がほとんど見えない
状態で、ヘルメットのシードルは曇りまくり。グローブをつけてる手でシールドについた水を払いのけてもすぐに曇り。すごく怖かったです。1車線だから、モタモタ運転するわけにもいかないし。
休憩する予定はなかったけれど、怖くてとりあえず高梁サービスエリアによりました。
時間は朝の7時20分頃です。
こんな状態ではバイクだけではなく、車でも怖いと思うな。
蒜山高原サービスエリアで休憩
お土産コーナーを見たかったので、蒜山高原サービスエリアで休憩しました。
ここのサービスエリアをおりてすぐ、蒜山スカイラインです。
蒜山高原SA下り:〒717-0604 岡山県真庭市蒜山西茅部2062
蒜山スカイライン
ここは、2か月前に来たばかりの場所です。
なぜ同じ場所へ?自分のバイクで走ってみたかったから。
すなば珈琲でモーニングセット
お城です。
ここは米子城をモデルにした「お菓子の寿城(ことぶきじょう)」です。
お城内にはお土産コーナー、すなば珈琲、展示コーナーや天守閣まであります。私の目的は「すなば珈琲」へ行くこと。中四国限定のローソンで売っている「すなば珈琲の珈琲ゼリー」を食べてからどうしても行きたかった場所です。
1階にすなば珈琲のテイクアウトコーナーがあり、2階にはすなば珈琲の喫茶コーナーがあります。
私は飲み物だけ注文予定でお城へ入ると、エスカレータの横にすなば珈琲の「モーニングセット」の案内がありました。540円。モーニングセットを注文しました。せっかくなので。喫茶コーナーはゆったりしていて、くつろげる雰囲気です。
後で天守閣へ行こうかな、なんて思って時間を見ると10時半すぎ。余裕がないことに気付きました。この場所から出雲大社までは1時間半はかかります。
お菓子の寿城の場所:鳥取県米子市淀江町佐陀1605−1
米子からは東出雲~松江玉造の無料区間だけ自動車専用道路を利用、後は下道を走りました。
出雲の手前に斐川という地域があります。この辺りの民家の多くはオレンジ色に近い赤い瓦を使っていて、走りながら見ていてきれいだなと思いました。この辺りに「斐伊川」という川があります。斐伊川は周りの平野地よりも河床が高い天井川です。この川を時間があったら見ようと思ってましたが、残念ながらじっくり見ることはできませんでした。
ご縁の出雲大社に予定時刻に到着
バイクを停める場所を探す前に、写真撮影。
写真を撮っていたら、近くで私の方向へ向かって手を振っている女性がいました。知り合いじゃないな、と思っていた時に友達から連絡あり。その女性は友達の知り合いで、出雲大社を案内してくれる方でした。なんて親切な方。
参拝の前にそば屋で昼食
出雲大社の前にある「そば処 田中屋」で昼食。しまった、10時過ぎにすなば珈琲で遅い朝食を食べたばかり・・・でも食べるでしょ。せっかくのそば。出雲のそば、うまい!いや、この店のそばがおいしいのかな。
出雲大社で参拝
出雲大社の鳥居をくぐり、下り坂、参道を歩き進み5分程度で大国主大神が見えます。デカい。
出雲大社は2度目。
覚えているのはテレビで定番、「神楽殿」の大しめ縄。長さ約13m、重さ約4.5トン。
こっちじゃないよ。拝殿のしめ縄。
御本殿
ご縁横丁で予定ズレズレ
出雲大社参拝の後に、ちょっと観光する予定だったけれど。ご縁横丁での誘惑に負けた。
そばソフトクリーム、そばスイーツ、ぜんざい、等。おいしい食べ物だらけ。それにしてもご縁横丁にあるお店は「ご縁」で商売が盛んです。どの店へ入っても「ご縁」と書かれたお土産物やさんがたくさんあり。
ご縁と出雲と言えば、縁結び。男女の縁結びばかりが目立っているけれど、他の縁もありでしょ。職場、ご近所、旅先、友達、など人との縁、すべてかな。
出雲大社~宿泊先へ
宿泊先へ行く前に「稲佐の浜」によりました。出雲大社から車で1kmの場所にあります。
この後は宿泊地の玉造温泉へ移動しました。途中で真っ暗になってしまい、街灯がなくちょっと怖かった。香川の自宅周辺よりも真っ暗な地域があるってことに驚きました。
宿に着いたのは夜の18時過ぎとちょっと遅めでした。友達の宿泊先は歩いてすぐの素敵な宿。同じ宿にしようと検索したところ、1名で泊まると3.5万円。高い。ということで私は違う宿でした。
夜ごはん
食事は友達の宿泊先で一緒に、その後部屋を見に行ったらゴージャスな部屋でした。前菜だけ写真撮ってました。この後は食べることに夢中で写真は撮っていません。
夜中のお茶会
朝食べようと思っていたケーキ。少しだけ食べようってことになり、結局全部食べてしまった。