骨折で入れていたボルト(スクリュー)を取る手(抜釘)手術を受けました。ボルトを入れる手術をした病院より、今回手術をした病院の方が全てが丁寧でした。
入院までの通院は2回でした。
- 紹介状を持って受診
- 手術前の検査
入院期間・かかった費用・手術時間
- 入院期間:4日
- 入院費用:約8万円(自費を除く)
- 手術時間:2時間弱
入院前の説明では、入院は3日間と聞いていましたが、4日に伸びました。手術前日に入院し、入院1日目は暇でした。
入院費用の自費は、部屋と食事でした。部屋は大部屋が空いてなかったため2人部屋でしたが、隣は1日目しかいなかったのでほぼ1人部屋状態で得した気分でした。
足首内果骨折・抜釘手術前まで
下肢の骨折でボルトを入れて固定する手術を受けた場合、抜釘は1年後と言われていましたが、私の場合は約3年経過していました。
あまり時間が経ちすぎると、ボルトが骨等にくっついることがあり、全部とれないかもしれないと説明を受けていました。
局所麻酔か全身麻酔
麻酔は局所麻酔(腰椎麻酔・下半身のみ効く麻酔)か全身麻酔があり、私のような場合は局所麻酔でできると説明がありました。
- 局所麻酔:メリットは、麻酔時間が短く費用が安い。デメリットは、意識があるので怖い。
- 全身麻酔:メリットは、意識がないので怖くない。デメリットは、差し歯や抜けやすい歯が折れる可能性あり、心臓や肺に病気があると受けられない可能性がある。
この手術の5か月後、奥歯を抜くことになりました。この時の麻酔が関係している!?と思った。実際はわかりませんが。
手術のための書類
- 入院申込書
- 入院規則の同意書
- 身元引受書兼診療費等支払保証書
- 手術の説明と同意書
- 麻酔の同意書
3番目の書類は、身元引受と支払の連帯保証人2名を記入する必要がありました。いずれこれらの人がいなくなる可能性がある私は、老後病気したらどうするのだろう。病院とは無縁の健康でいる必要があるなと思いました。
手術前の検査
局所麻酔の場合に受ける検査は3つでした。
- 肺のエックス線
- 血液検査
- 心電図
検査後の診察時、全身麻酔でもできると説明がありました。局所麻酔だと手術の様子がわかるので良いかなとも思いましたが、やはり怖いので全身麻酔に変更しました。ただし追加の検査があるので、入院当日は午後入院から午前中入院に変更になりました。
手術前
追加の検査がありました。
- 呼吸の検査
- 麻酔の説明
骨折したときにボルトを入れた手術は、全身麻酔でした。その他内科系の手術で全身麻酔をしたことがあります。いずれも麻酔についての説明は詳しくありませんでした。今回は、麻酔についての説明が麻酔科の医師からあり、逆に怖くなりました。
手術前の足首を撮影しておきました。わかりづらいですが、右足のくるぶしの方が出っ張っています。
手術3時間前に、手術用の服とサージカルストッキングを履きました。このストッキングは、むくみや血液のたまりを予防する目的です。骨折したとき、ボルトを入れる手術の時は、このストッキングはありませんでした。
手術3時間前に水分補給の点滴(乳酸ナトリウムリンゲル液)がはじまり、途中から抗生剤の点滴(セファゾリンナトリウム)が追加されました。
抜釘手術から術後
手術室までは自分で歩いて行ったので、手術室前や手術室の様子がよく見れました。
手術
- 手術室手前:頭にかぶるキャップをかぶる
- 手術室に入る前:名前・生年月日・手術する箇所を聞かれた
- 手術室:自分で手術代へ
麻酔する前に何をこれからするのかについて説明がありました。今までそんな説明なかったので、初めて知ったことばかり。
- 血圧計や心電図のモニターを貼りつけられる
- 全身麻酔中は呼吸が止まるため、酸素マスクをつけられる
- 点滴に麻酔前のなんだか(忘れた)を入れられ、痺れたか聞かれたが変化なし
- 点滴に麻酔を入れられる
麻酔が効くまでは数秒で意識がなくなりました。
手術後
手術後に手術室で名前を呼ばれ起きます。これは今までの手術も同じ。今回は何かの夢を見ていて、夢の途中に起こさないでよ、と思ったことを覚えています。
手術前と手術が終わった後に、手術室の時計を見ていました。手術は1時間くらいと説明がありましたが、実際は2時間弱でした。
抜いたボルトです。一番長いボルトが5.5cmです。帰宅後にきづいたのですが、丸いのが1個入っていたけれど、もしかしたら体内にあと2個残っているのだろうか。
手術後の足は包帯でグルグル巻きですが、痛みはほとんどありませんでした。これはむくまないようにするためだったそう。
手術後の痛みがあまりなかったのは良かったのですが、ひどい吐き気と頭痛が2日続きました。その他、手術後は38度近くまで熱が出ました。コロナワクチンの時ですら熱が出なかったのに。
一番ほしいものは健康だなと再度思いました。
病院食で気づいた普段の食べ過ぎ
病院で出た食事です
1日目の昼ご飯
1日目の夜ご飯
2日目の手術は朝から絶食でした。午前中の手術で夜は食事が出たのですが、吐き気でほぼ食べられず。3日目もほぼ食べられず。
2日目・夜
3日目・朝
3日目・昼
3日目・夜
最後の病院食です。
今年の初めに糖尿病の判断基準の検査のひとつ「ヘモグロビンA1C」の値が高く、食事を変えたら3週間で5kg弱減ってしまいました。
どんな食事かは、糖質をできる限り減らし、野菜、肉、魚を食べるようにして、血糖値が上がらない食べ方をしていました。食べるのをやめたものは、小麦粉と精製された砂糖、ジュース類等。
腹八分目が良いと言いますが、ますます体重は落ちていくので、糖質以外の食べる量を増やしました。腹いっぱい食べ、満足ではなく苦痛。そして口周りの吹き出物が増え、明らかに胃に悪いと自覚あり。
そして先日受けた健康診断で、「ヘモグロビンA1C」の値がさらに悪くなっている上に、腎臓や膵臓の検査結果も悪くなってしまいました。腎臓に関しては要精密検査で、紹介状あり。
好きだったパン・お菓子・ケーキ・和菓子をやめたのに、数値が悪くなっているって一体どうすればよいのだ!と困っています。
病院の食事をみて思ったのは、私は明らかに普段食べすぎ。
それでも体重が減りすぎのまま戻りません。
退院後
病院を10時すぎに出れたので、そのまま糖尿病と腎臓関連をみてくれる新大宮駅(奈良市)近くの病院へ。
入院していた病院にも糖尿病と腎臓を診てくれる科はあるけれど、曜日が限られている上、予約が取りにくいのであきらめました。
まだ歩きにくいし、あまり負担をかけないよう注意されていたので、普段乗ることのないタクシー使うことにしました。
糖尿病と腎臓内科の病院でしたが、腎臓についてはその病院の近くの病院を紹介されました。平日に休みずらいので、そのまま紹介された病院へ。糖尿病については、ちょっと手間のかかる検査をすることになりました。
今日はやたらとヘリコプターが飛んでいるな、と思っていたら隣の駅の「大和西大寺駅」前で事件が起きていました。