先日の静岡から山梨、そして長野へのツーリング中に、転倒して足首をひねってしまいました。その転倒した場所は、クリスタルラインでした。
クリスタルラインは全長68.1kmあり、山梨県を横断し、北杜市、甲斐市、甲府市、山梨市の4つの市をつなぎ、富士山、八ヶ岳、南アルプスなどの壮大な自然に囲まれた素晴らしいツーリングコース(ドライブコース)です。
その美しい道で転倒し、捻挫かと思っていましたが、その後自力で病院へ行き、検査の結果、骨折だと判明しました。ギプスをしていれば治ると思っていたら、手術が必要で、完治までには半年かかるとのことでした。
足関節内果骨折が治るまで記録の目次
参考:医療費が高額になったときの高額医療費制度は条件によって申請できない
骨折が治るまでの通院とリハビリなどの記録を残します。骨折して不安な方、もしかして骨折?と思っている方の参考になれば幸いです。
病名:足関節内果骨折
怪我直後~3日目まで、骨折したら足を地面に着くと骨がずれてしまう、と知らず着いてしまっていました。
怪我したときの状況
怪我した場所から少し離れた場所、再出発前のドラレコ後方カメラより
バイクは長野のレッドバロンから、自宅から近くにあるレッドバロンまで陸送してもらいました。
→ 陸送の記事
時間の流れ
走っていたクリスタルラインのドラレコのデータより
- 怪我:15:30
- 薬局着:17:40
- 病院着:18:05
- 宿泊先着:21:30
- 宿出発:9:40、タクシーでレッドバロンへ移動
- レッドバロン:9:50
- 新幹線出発:11:22
- 自宅着:14:10
時刻はドラレコ、写真やタクシーのレシートより
時間の流れ(バンさん)
骨折後、途中で先に宿へ行ってもらった
- 宿泊先着:18:00
- 宿出発:9:40、徒歩でバイクを停めさせてもらっていた病院へ
- 病院着:10:10、MT-07に乗ってレッドバロンへ
- レッドバロン:10:30、タクシーで宿へ行きバンディットで帰宅
- 自宅着:14:10
病院に停めさせてもらっていたMT07
足をひねって痛いなら病院へ行こう
足首をひねった後、腫れていて歩けないようなら骨が折れている可能性あり。すぐに病院へ行ったほうが良いです。
骨折を放置すると骨がずれる
足首が折れている場合は、足を床についてはだめ。体重がかかると骨がずれてしまいます。私は折った後~3日間、地面に足を着いてしまっていました。その数日で骨がずれてしまったのかもしれません。後々治療が大変になります。
これは、病院で聞いた話です。骨折しているとは思わず放置し、痛みがひかないので病院へ行ったら骨折していた。その後どうなるかというと、また骨を折ってから治療するそう。
怖い
おかしいと思ったらすぐ行院へ。
足関節の骨は折れやすい!?
ケガや病気は自分がなってみると、他の人はどうやって回復したのか知りたくなります。
「足首骨折」で検索したところ、多くの体験談を見つけました。
- 階段をハイヒールで上っていてくじいて骨折
- ぬかるみにはまって足を抜こうとしたらひねって骨折
- ジャンプして着地したら骨折
- 立ちごけでバイクが倒れてきて骨折
私の場合
バイクから飛んだのは2度目です。
2年前に停止していたグラトラで、ぶっ飛び強く胸部を打ちました。おそらく肋骨にヒビが入っていたでしょう。
プロテクターの効果
バイクに乗る時はどんなに近くてもプロテクター付のライディングウェアを着てます。
転倒したときの服装
- 上:ライディングジャケット
プロテクター:肩、ひじ、胸、背中 - 下:ライディングパンツ
プロテクター:ひざ - ライディングブーツ
転倒したとき打ったヶ所:右肩、右ひじ、右ひざ
プロテクターを入れていても、打撲で痛くなります。プロテクターがなかったらもっと怪我していたでしょう。ひざは固いプロテクターで良かったとつくづく思います。
使っていたプロテクターは写真の右のやつ。左の柔らかいのじゃなくてよかった。
ライディングブーツはくるぶしまであるタイプでしたが、足をひねりました。ロングブーツじゃないとダメなのかも。
怪我直後
右足首は動かすと激痛。足を着くとさらに激痛。足首の様子を見たくて、ライディングブーツを脱ごうとしたところ脱げず。過去にケガした右膝が痛くて、確認したらあざができていました。プロテクターで打った衝撃と思われる。
左足は、プロテクターで打って傷ができていました。出血はなかったので安心。
怪我直後から夜まで
時間はドラレコの記録より
- 怪我した時刻:15時半
- 転倒後の運転:リアブレーキを踏もうとすると激痛
きれいな景色だったので、写真を撮りたくて停まったけれど、足が痛くてバイクから降りれず。スマホで撮影しようとしたところ、右腕が痛くて断念。下の写真はドラレコの映像より。
信号待ちの時、右足を着くと激痛。直進走行では法定速度ギリギリ走行。後ろから車が来たらハザード出して先に行ってもらってました。
薬局に17時40分着、バイクから降りたものの歩けず。その後、給油してから病院へ。
- 検査:レントゲン
- 怪我:右足関節内果骨折、肋骨骨折、主に体の右側打撲、発熱
- 処置:右足首をギブスで固定で買取の松葉杖使用、痛み止めをもらう、帰宅後に近くの病院へ行くよう指示有、足は氷枕等で冷やすように言われました。
ライディングブーツは看護師さんに引っ張ってもらい脱ぎました。予想以上に腫れていました。診察を待っている間に、看護師さんに
「もし骨折していたら、バイクは乗って帰れません」
と言われていました。看護師さんは私の足の状態を見て、骨折しているのだろうと思っていたのかもしれません。
バイクを間違えてゼブラゾーンに停めてしまっていたため、会計の方にバイクをバイク置き場に移動してもらいました。ずいぶん慣れてるなと思ったら、大型バイクに乗っている方でした。助かりました。
タクシーで宿泊先へ
その日の夜は足首の痛みよりも、体の右側の打撲が痛かったです。
肋骨骨折&足首(足関節)骨折の翌日
自宅まで新幹線を利用して帰宅。
乗りかえ時の階段がつらすぎた。
体の右側が痛くて松葉杖を使うのは難しいため、タクシーに乗りました。しかし、途中で工事中のため全く進まず、料金メーターだけあがっていきました。待っていても無理そうだったので、タクシーを降りることに。その時運転手さんに「歩いた方が早いですよ」と言われ、なんだかイラっとしてしまいました。普通に歩けませんが・・・あぁ、心に余裕がないな。
その日は休日のため、病院へは行けず。背中や首の痛みが出て病院でもらった湿布を貼りまくってました。じっとしていれば右足の痛みはなし。包帯が取れてしまったので、巻きなおすため全部取ってみたら・・・
骨折した日より腫れていました右足首まわりがパンパン、足全体むくみ。
下の写真は骨折から2時間半後に撮影。
大丈夫なのだろうか。
足首(足関節)骨折から4日目
思うように歩けないだけで、職場へ行けさえすれば仕事は可能。しかし職場に連絡したところ休むようにと言われました。翌日に近くの小さめの病院へ行く予定でしたが、暇なので大学病院へ行くことにしました。
診察室に入ってすぐに、手術が必要だと説明を受けました。骨をボルトでとめるらしい。
- 大学病院は病室が満室のため、空いたら手術
- 他の病院を紹介してもらい、そこですぐに手術
待つのは嫌なので、他の病院ですぐ手術を受けることにしました。紹介された病院へタクシーで行き、手術前の検査を受けました。
- 尿検査
- 血液検査
- 心電図
- 肺のレントゲン
- 足のMRI
朝の7時半に自宅を出て、帰宅したのは14時半でした。
→ 入院と手術へ