奈良の絶景桜スポットへ向かう途中で、偶然にも見ることができた野迫川村の雲海が圧巻でした。その美しい自然に驚きつつも、予定外の風景に心が奪われ、写真撮影に時間を忘れてしまいました。
本来の目的地である下北山スポーツ公園の桜は、奈良県で一番早く咲くと言われています。公園の入口から続く桜並木は地元の名所として知られています。
満開の時には国道が桜のトンネルとなり、幻想的な景色をツーリング(ドライブ)でも楽しめます。湖面に映る桜は美しく、散った桜が池をピンクに染めます。
メグロK3で、ほぼ下道(修行)ソロツーリング
私は毛馬桜之宮公園に行っていた
走ったルート
- Googleマップのルートは、車のルートがつながらない箇所があるため、徒歩ルートになっています。(ルート2)そのため、ルートが3つにわかれています。
- マップ上のスタートは、和歌山県の道の駅くしがきの里で、ゴールは福住IC付近にしてあります。
立寄地・通過地
- 5:20:高野山 大門/和歌山
- 5:40:野迫川村 雲海景勝地/奈良
- 7:20:道の駅十津川郷
- 7:30:不動滝
- 9:40:下北山スポーツ公園キャンプ場(目的地)
- 15:30:道の駅飯高駅/三重
見積もりが甘かったツーリング
下北山スポーツ公園へは、早朝の到着予定で出発しました。
しかし、道中で感動的な景色に出会い、思わず写真を撮りたくなりました。その結果、予定よりも時間が過ぎてしまいました。
さらに、迂回ルートだったため遠回りする必要がありました。メグロK3では、高速道路走行を避けたいため、ほぼ下道ツーリング。結果、430km走りました。
疲れた
高野山経由で偶然の絶景な雲海
ナビに「下北山スポーツ公園」と入れ、ルートを確認せずに出発。
高野山の大門
途中、高野山の大門にたどり着き、気温は6度。こんな寒い場所を経由するとは思ってもみなかった。
寒すぎた
和歌山県伊都郡高野町高野山
野迫川村の雲海景勝地
ナビ通りに走っていると、景色が急変したので、引き返した
すると、そこには今まで見たこともない「絶景の雲海」が広がっていました。
野迫川村(のせがわむら)は、「雲海」の名所としても有名です。
雲海は常に見ることができるわけではなく、特定の条件が揃った時に観察できます。
奈良県吉野郡野迫川村池津川
道の駅十津川郷
7時20分、道の駅十津川郷(とつかわごう)でトイレ休憩
奈良県吉野郡十津川村小原225-1
不動滝
記念撮影
奈良県吉野郡十津川村高滝
下北山スポーツ公園の桜
下北山スポーツ公園の桜は、他の桜名所とは異なり、人混みが少なく、さらにアクセスが不便なため訪れにくいです。
絶景!桜の写真
2023年12月の土砂崩れの影響で、2024年4月現在でも通行できない区間があり、迂回が必要でした。そのため、さらに不便でした。しかし、その美しさは訪れる価値があります。
前日の夜に買っておいた割引のおにぎりとスープで昼食
奈良県吉野郡下北山村上池原 村上池原
酷道425号は危険?
下北山にいた警察官にどのルートで来たか聞かれたので、国道425号と答えたら、何かあっても助けられないと言われました。
その理由は、電話が圏外になるから。
それ以前に、日本三大酷道のひとつとも言われている道です。
徳島の439号とどっちが厳しい?
425号の方が走りにくかった
帰り道
バイクの給油をしたかったため熊野まで行き、無料区間のみ紀勢自動車道を利用しました。メグロK3で高速道路走行は避けたいため、その後もほぼ下道走行。
道の駅飯高駅
道の駅飯高駅(いいたかえき)で休憩
三重県松坂市のつつじの里荒滝でキャンプしたときに、日帰り温泉で行った道の駅でした。
三重県松阪市飯高町宮前177
この後は、奈良県宇陀市を走り、たくさんの桜をみましたが、すでにおなかいっぱい状態で、立ち寄ることなく走り続けました。
道の駅飯高駅のお土産
変わってたから買ってきた。
稀にマズイ食べ物だったこともある・・・
「でんがら」は、ほうの葉に包んだあんこの入った団子です。ちょっと「ういろう」っぽい感じもあり、おいしかったです。
珍布峠焼きは、「でんがら」を作っている工房菓子部が商品化した、あんこ入りお菓子です。
モチモチしていて、おいしかった。
奈良の絶景まとめ
奈良には桜のスポットがたくさんありますが、人がたくさん集まる場所があり、人混みが苦手な人は疲れるかもしれません。
その点、下北山の桜は人がそれほど多くないので、ゆっくり楽しむことができます。もし高野山経由で行き、迫川村の雲海景勝地を通過する場合、タイミングが合えば、絶景の雲海をみることもできるかも。
今回は、2023年12月に起きた、下北山での土砂区崩れにより、迂回ルートだったので、思っていたより長い距離のツーリングでした。