B+COM(ビーコム)のインカム使っていて、アップデートしてから風切り音がひどくなりました。
- ジェットヘルメットでインカムを使うとどうなのか
- B+COM(ビーコム)のインカムに問題があるのか
ヘルメットをかぶってバイクで移動する際、快適な通話や音楽を楽しむためにインカムを利用します。
しかし、実際には、風切り音がうるさいヘルメットとの組み合わせでは、その利便性が半減してしまうことがあります。
では、風切り音がうるさいヘルメットとは具体的にどのようなものなのでしょうか?そして、インカムの利用価値は果たしてあるのでしょうか?
ジェットヘルメットのメリットとデメリット
ジェットヘルメットは、バイクやスクーターなどの乗り物を使用する際に人気のあるヘルメットタイプです。その特徴や利点、そして考慮すべき点について見ていきましょう。
ジェットヘルメットのメリット・良い点とは
フルフェイスのヘルメットと比較した場合のジェットヘルメットの良いところです。
- 開放感
- 視界が広い
- 通気性と快適性
- 軽い
- 窮屈感がない
- 眼鏡をかけやすい
- 会話がしやすい
- ヘルメットをかぶったまま飲み物が飲める
- 価格が安め
ジェットヘルメットは顔の下半分が開いており、顔面を覆いつつも上部がオープンなデザインです。このため、周囲の風景や光景をより広範囲に視認することができ、開放感を味わうことができます。
また、ジェットヘルメットは通気孔やエアベントが多く、頭部の通気性が高い特徴があります。これにより、長時間のライディングでも快適な通気環境を保つことができます。
ジェットヘルメットのデメリット・悪い点
- 安全性の低下
- 風切り音や騒音、インカムで会話が聞こえない
- 顔面への風や虫の直撃、冬は寒い
- 高速道路を運転しているとき怖い
ジェットヘルメットは顔の下半分が開いているため、顔面への衝撃や飛来物からの保護が不十分です。フルフェイスヘルメットに比べて安全性が低下する可能性があるため、高速道路や危険な状況での使用には注意が必要です。
また、オープンなデザインのため、高速走行時に風切り音や騒音が発生しやすいです。特に長時間のライディングや高速道路での使用時には、耳への負担が増える可能性があります。
「顔面への風や虫の直撃、冬は寒い」については、顔面が開いているため、風や虫が直接顔に当たる可能性があります。これにより、ライディング中に不快感や安全上のリスクが生じることがあります。
「高速道路を運転しているとき怖い」に関して、特にタンデムで後ろに乗っているとき、脱げてしまうのでは!?と思うことあり。
ジェットヘルメットでインカム使用するとどんな感じか
良い点の多いジェットヘルメットですが、インカムの良さをあまり感じられません。
ジェットヘルメット使用者本人
以前から風切り音がすごいするなとは感じていました。
1人で高速道路を走っていると音楽は全く聞こえません。2人の場合はというと、一般道路ですら聞こえは悪いです。何かあった場合手で合図していることも多いです。高速道路では全く会話できずインカムの意味がほとんどありません。
ヘルメットの下から風が入ってきて、マイクで拾ってしまうのでしょう。
インカムで会話する相手
私だけではなくインカムで会話する相手にも迷惑になるかもしれません。
結構、うるさいよ!聞こえてくるのは風の音ばかり・・・
できるだけ、マイクをヘルメットの中へ入れ、上の方へ向けるのですが邪魔です!
視界にマイクのヘッドが入り、気が散ります。
フルフェイスのヘルメットに買い替え
ヘルメットを買い替えることにしました。
ヘルメットをフルフェイスにするので、ビーコムのインカム用スピーカーとマイクもアマゾンで購入しました。注文したのは夜で、その次の日には届きました。
購入したヘルメットはSHOEIのGT-Air
新しいヘルメットは、GT-Airです。ヘルメットはSHOEIと決めていましたが、どれにするか迷っていました。
- Z-7
- GT-Air
GT-Airに決めた理由は、色でした。
SHOEI GT-Air の特徴
- インナーバイザー搭載
左側にあるレバーでサンバイザーの開け閉めができる。 - ベンチレーションシステム
頭の上に2か所と顎の部分、計3カ所から空気を取り入れられる。 - 「PINLOCK」が標準装備
防曇効果がある「PINLOCK」はシールドの内側に取り付けます。 - 静音性能の向上
以前のヘルメットを知らないので比較しようがありません。 - マイクロラチェット式チンストラップ
何のことかさっぱりわからず調べました。ワンタッチで取り外しができるストラップですが、とても安全面で安心な構造。素材はステンレス製で安全性と耐久性を考慮しているロック部分。取り外しは簡単にできますが、とても安心な構造なんですね。
ヘルメットの有効期限は購入後3年間
B+COM(ビーコム)のスピーカーとマイクの取り付けとテスト
取り付けたのはビーコムのSB5X専用のスピーカーとアームマイクです。
音がとても良い。音楽を聴きながら、インカムで会話しても全くストレスを感じません。以前のスピーカーは音楽を流していて、インカムで会話されると聞き取れませんでした。
SHOEIのヘルメットはちゃんと説明書と別紙に有効期間について書いてありました。
ヘルメットの買い替えは3年、おすすめメーカーは2社
ヘルメットの使用期限は3年、よく聞く数字です。
ヘルメットのメーカが推奨している年数だろうな、くらいにしか考えていませんでした。
ヘルメットメーカーの情報
とりあえず、ヘルメットメーカーの、SHOEI(ショーエイ)、ARAI(アライ)、OGK KABUTO (カブト)のサイトを確認しました。「使用期間3年」を目安に取り替えることをすすめています。必ず替えろとは言ってません。そこで出てくるのはSGマークの話。
公道を走るためのヘルメットには「安全な製品ですよ」と保障する「SGマーク」がついていますね。はじめて自分のヘルメットのSGマークを見てみました。よく見ると「対人賠償責任保険付、購入日より3年間」と書かれています。一般財団法人製品安全協会のサイトの「よくある質問」にこんなことが載ってました。
SGマークは当協会が定めた安全基準に適合していることを当協会が認証したことを示したマークです。また、SGマーク付き製品に万が一欠陥があって、人身損害が発生して、欠陥と人身損害の間に因果関係があると認められる場合には、最高一億円までの賠償措置を講じます。
引用:一般財団法人製品安全協会の「よくある質問」
安全性を考えるなら3年で買い替え
ヘルメットを丁寧に扱い、たとえきれいな状態でもそれが購入時と変わらず同じ性能で安全なヘルメットである、とは自分ではわかりません。保険期限のことを考えると、購入した日から3年で買い替えた方がよさそう。それ以前に劣化が激しいとか、強い衝撃を受けていたなら買い替えるべきですが。
ちなみに、バイクメーカのサイトを確認したら、ヘルメットの使用期限についての記載を見つけられたのはヤマハだけでした。
ヘルメット選び
ネットで見てほしいなと思っていたのは、アライのフルフェイスでデザインもいいなと思ってたもの。
残念ながら、お店にあったものはどれも男性向けな感じでした。ショーエイも見ましたがやはり女性向けっぽいデザインはない。
ヘルメットの人気メーカー
今更私が言うまでもないですが、お店や多くのライダーさんにおすすめされるのは次の2つのメーカーです。
- SHOEI(ショーエイ)
- ARAI(アライ)
私が今使っているヘルメットはカブトでジェットタイプ。
カブトは上記2社より安くて、デザインが良いです。しかし、信頼面でちょっと・・・とよく言われます。
ヘルメットの形
メーカーの次にすすめられるのはフルフェイスタイプ。理由は言わなくても想像できますが、安全性。あごが保護されるから。ジェットタイプは楽で好きなんですが、危ないと言われます。
私がお店で試着してみて思ったこと。デザインはアライの方がまだ女性向けっぽいけれど、悩みどころは次の2点。
- ヘルメットの脱着が大変そう
- シールドの交換が大変そう
その他安全性について。ショーエイとアライ、安全性についていろんなこと言われてますが、結局はかぶってみて自分の頭に合う方がいいのかな。
まとめ・風切り音がひどいと感じたらヘルメットを変えてみる
この後に2度ヘルメットを購入していて、2つともフルフェイスです。
その後、デイトナのDT-01に買い換えました。
現在、風切り音に関してどうかというと、フルフェイスにしてから気になっていません。
ヘルメットを変えることで、風切り音は気にならなくなる可能性は高いと思います。