詳しい説明をしてくれるガイド付き「市ヶ谷地区見学(市ヶ谷台ツアー)」見学に参加してきました。
事前予約が必要です。
見学した日の前日までは快晴だったのに、見学した日は曇り空。そして、見学した翌日も快晴。なぜ!?今まで警視庁、JAL、ANA、他、バイク以外で参加する見学はなぜか天気が悪い。
市ヶ谷台ツアーの申し込み
予約した日の約1か月後に見学へ行ってきました。
見学コース
午前と午後のコースがあり、午後のコースにしました。
- 午前
09:30~11:10 - 午後
13:30~15:45
午後の方が35分長く、2020年8月に公開された「大本営地下壕跡」(料金は700円)の見学があります。
申込方法
インターネットでの予約は休止中のため、電話で申し込みました。
受付は平日のみで、時間は9時~12時、13時~16時。働いていると電話できる時間が限られます。
電話では名前、住所、電話番号、職業、生年月日等聞かれます。申し込み後に、注意事項と当日に持参するもの(身分証明証)の説明があります。
市ヶ谷台ツアー
見学の場所は、市ヶ谷にある防衛省です。
最寄り駅は、四ツ谷駅か市ヶ谷駅でどちらからも小走りで10分くらい。都営新宿線の曙橋から近そうですが、やはり歩いて10分くらい。
バスの場合は、2カ所ありますがどちらもあまり本数がありません。
バイクで行くか?と一瞬思ったけれど、当日に駐車場があいてなかったら困るのでやめました。
当日の受付
受付時間は13:10~13:20、防衛省の正門左側で待ってると係の方がやってきます。
- 正門
- 儀仗広場(西側)
- 市ヶ谷記念館
- 儀仗広場(西側)
- 儀仗広場(東側)
- 大本営地下壕跡
- 正門
庁舎B棟
市ヶ谷近辺を歩いていて目につくのが、庁舎B棟の通信鉄塔です。迷子になったら目印になって便利。
通信鉄塔は220メートルあり、都内で3番目の高さ。1番はスカイリー(643m)、2番は東京タワー(333m)ですが、通信鉄塔のある場所は高台のため、東京タワーと同じくらい。と、通信鉄塔を見上げていたら案内係の方が説明してくれました。
エレベーターで上まで昇れるそうですが、訓練では歩くと説明してくれました。怖そう。
市ヶ谷記念館
陸軍士官学校本校の一部を移設・復元した建物です。
1階は大講堂、2階は旧陸軍大臣室と旧便殿の間があります。
1階の入り口にある大時計と桜のシンボルマークです。
大時計
桜のシンボルマーク
1階の大講堂です。極東国際軍事裁判の法廷として使われました。
大講堂の床は奈良の寄せ木で、一枚づつ番号を振り、元と同じ場所に移設したそうです。移設する際に使えなかった木もあり、その箇所には違う木を使ったとのこと。それが矢印の個所と白いテープで囲った個所です。
市ヶ谷記念館は、フラッシュ撮影禁止のため綺麗に撮影できませんでした。実際の床はとても美しかったです。
大講堂と舞台の床です。
2階の旧陸軍大臣室にある旧一号館の模型です。
この部屋のドアには、刀の傷が3カ所あります。三島由紀夫割腹事件時についた傷だそうです。写真を撮ったのですが、ブレていてなんの写真か不明でした。
大本営地下壕跡
ここは、昭和16年8月~昭和17年12月にかけて建設された防空壕です。
ヘルメットをかぶって中へ入りました。
見学できる場所は全体の一部のみ。
内部には、陸軍大臣室、通信室、炊事場、浴場等を備えていたとされます。
終戦時の市ヶ谷台(イメージ)
絵の右下に「終戦時の市ヶ谷台(イメージ)・伊藤展安氏」と書いてあります。
当時の様子を説明するのに、この絵が一番わかりやすいとのことで、本人の許可を取り展示しているそうです。
地下壕跡
この写真の場所は、立ち入れない場所です。
こちらも見学区域外。
写真の左真ん中あたりに穴があり、中をのぞくと鉄筋が見えます。
見学はこれで終了。
記念品
記念品の封筒をいただきました。中には大本営地下壕と跡市ヶ谷記念館の絵葉書が入っていました。
挨拶の紙も入っていました。