徳島県にある剣山(つるぎさん)は1,995m、西日本で2番目に高い山です。写真の左側が剣山、その右側の少し低い山が次郎笈(じろうぎゅう)1,929mです。
先週の土曜日に剣山登山口までバイクで行き、剣山に登ってきました。
剣山はリフトを使えば初心者でも約1時間で登れる山です。去年の秋頃に、剣山近くの温泉に置いてあったパンフレットで剣山の登山について知りました。登山というより、リフトに乗ってみたいというのが先でしたが、せっかくなので登山口から登ってみました。
その後は、近くにある奥祖谷二重かずら橋へ。
上の動画は、川の流れる様子です。癒されます。
登山にかかった時間
朝4時頃起きたときは、剣山の天気が雨で一度断念しました。
8時過ぎに天気が良くなったので、やはり行くことにしたため登山開始時間がお昼頃でした。
登り・大剱道コースで1時間40分
このコースの歩く距離は2,400mです。
- 12:00 登山口
登山口の標高:1,420m
西島駅までの距離:1,200m - 13:00 登山リフト西島駅
西島駅の標高:1,750m
剣山山頂までの距離:1,200m - 13:40 剣山山頂
山頂の標高:1,995m
山の気温は100mごとに0.6℃さがるので、登山口と山頂の気温差は約3.45℃あります。
下り・尾根道コースとリフト利用で40分
- 14:40 頂上ヒュッテ
- 15:00 登山リフト西島駅
- 15:25 登山リフト見ノ越駅
剣山までの道のり
美馬市脇町の「うだの町並み」により、吉野川沿いを走りました。
剣山スキー場まであと15km
ミラーにもグラトラがうつっている
ミラーで自分も写真撮影
剣山登り
初心者レベルでも登れる山なのは確かですが、登山口からすべて登ると疲れます。
登山口へ
バイクを停めて登山口へ
リフトもあります。
登山口からみえる長い階段をのぼると剣神社があります。
剱神社~西島駅まで
剱神社に到着し、参拝後、右方向へ進みます。
登り始めてすぐの場所には、ここから4,000mと案内があります。私は大剱道コースなので2,400mです。
登山口ではライディングジャケットを着た状態でちょうど良かったのですが、この時点で汗だく。この後、ライディングジャケットが非常に邪魔になりました。
リフトの下を通ると、トンネルが見えてきました。少し進むと海抜1,500m・西島駅まで930m案内がありました。
清々しい顔で山を下りてくる人たちとすれ違いました。
登山リフト西島駅
西島駅に到着
西島駅の裏側です。ここからの景色でも感動です。
大剣道(おおつるぎどう)コース
遊歩道コース、遊歩道コースは通行止めでした。
大剱神社で少し休憩。
頂上ヒュッテまでもう少し
この階段を上った場所にあります。
剣山山頂の近く
山頂までもう少し
頂上ヒュッテを通りすぎた場所です。
剣山山頂
山頂からの景色。上の方は雲が多かったですが、絶景でした。
山頂で記念撮影
記念にリュックと撮影。バンさんがスズキファンライドフェスタのじゃんけん大会で勝って手に入れたリュックです。トップケースに入るしちょうど良いサイズです。
次郎笈(じろうぎゅう)はここからさらに歩きます。
ここまで来たなら、次郎笈(じろうぎゅう)へ行きたかったけれど、時間が遅かったのでやめました。次回の機会があるのか!?
お昼ごはん
お昼ごはんはメスティンご飯、おかずが何もないと出発後に気付き、コンビニで焼さんまの缶詰を買いました。この日は白米1合。
ひとりでは多すぎです。と思いつつ全部食べました。雑なお昼ご飯でした。
剣山下り
帰りは尾根道コースにしました。違う景色が見たかったのと、下りなら楽だろうと思って。感想は楽でした。
尾根道コース
登るのは大変そうなコースです。
街に出かけるような服装の若い女性集団とすれ違いました。すごい余裕に驚き!
登山リフト西島駅
リフト乗り場の裏側にでました。リフトは待たずにすぐ乗れて便利。料金は片道だと1,000円、往復の場合は1,800円。時間は15分。
リフトからの景色
安全バーのないタイプのリフトです。乗っている人はひとりすれ違っただけ。
剣山の登山口までの道は、車だと走りづらいかもしれません。バイクだと楽々ですが、登山する場合は、ライディングジャケットをどこに置くのかという問題もあります。バイクにかけていくしかないのかも。
写真を見て思うのは、実際見た方が何倍も素晴らしい。機会があるならぜひ登ってみてください。
見ノ越地区の案内
奥祖谷二重かずら橋もおすすめ
剣山まで行くなら、奥祖谷二重かずら橋もおすすめです。
徳島の観光名所で「祖谷のかずら橋」を取り上げられているのを雑誌やネットで見かけます。
もうひとつのかずら橋「奥祖谷の二重かずら橋」は、あまり観光スポットとして取り上げられていないなと感じます。
場所は剣山のリフト乗り場「見ノ越」から約7km、20分程度の距離の場所にあります。車だと少し行きにくいのかな。道が狭いのでバイク向きだと感じます。先日の土曜日に剣山に登った帰り、近いので行ってきました。
受付
入場料金が必要です。大人は550円。
祖谷のかずら橋は料金を払わなくても遠くから見ることができますが、こちらは中へ行かないと見えません。
階段を降りてかずら橋のある場所へ行きます。
何時までに出れば良いか料金を払ったときに聞いたところ、大体17時半くらい、と回答がありました。きっちり終わりの時間が決まっているわけではなさそう。この日は夕方4時頃に着いたのであまりゆっくりはできませんでした。
橋は男橋(おばし)と女橋(めばし)の二つ。
女橋の奥に「野猿(やえん)」という人力で動かし川を渡る乗り物があります。
男橋
橋を渡ろうとしましたが、怖い。
橋の渡る部分は隙間だらけです。
渡ろうとしましたが、怖くて無理でした。少し高さが低い女橋を渡ってみることに・・・
女橋
女橋は川までの距離がそれほどなく、男橋よりは怖さがないかな。と、思いましたが半分まで行って怖くて引き返しました。
野猿
橋が無理なら野猿だ。屋根のある乗り物は「屋形」です。
屋形は真ん中にあるけど、どうやって操作するのかわからず・・・
しばらくすると男女の若い子たちが向こう側から渡ってきました。とっても大変そう。真ん中のロープを一緒にたぐりよせながら進んできました。そして降りるとき、どうも1人じゃ降りられなそう。1人が降りてから屋形を押さえてあげ、もう1人が降りてきました。聞いたところ、1人じゃキツイはず、だと教えてくれました。
モノレールかな?
奥祖谷観光周遊モノレールというのが、このかずら橋の近くにあります。写真に写っている右側の鉄はそれかなと思いました。
奥祖谷観光周遊モノレールじは2人乗りで4分おきに出発していています。
奥祖谷の自然たっぷりな場所、距離にすると4,600mをゆっくり進みます。時間は65分。料金は大人2,000円と高め。当日のチケットが完売したら終わりだとか。
結局、この日私は向こう岸へ行くことはできませんでした。向こう岸にはキャンプ場があり、キャンプしてみたいと思っていたんですが、無理そう。
祖谷のかずら橋は観光地って感じで、奥祖谷の二重かずら橋は秘境って感じです。こちらの方が何倍も楽しめるはず。
料金を支払うところに掲示してあったマップ
訪問日:2017年7月1日