奈良県に位置する明日香村は、古代の歴史と文化が息づく魅力的な観光地です。
この1日の観光コースでは、古代の名所を巡りながら、人気のあるカフェで一息つく旅を楽しむことができます。古代遺跡の神秘に触れながら、美しい景色を眺めながら、歴史と現代の融合した明日香村の魅力を楽しめます。
明日香村観光で最もおすすめな交通手段は「バイク」です。その理由は、観光スポットが互いに離れていることです。レンタル原付バイクという選択肢もあります。
明日香村周辺はただバイクで走るだけでも楽しい!
バイクがおすすめな理由は、観光スポットを巡るだけでなく、明日香村周辺の景色をバイクで走りながら楽しむことができるからです。その感動的な風景は、バイクでなければ味わうことができません。バイクに乗りながら、風を感じながら眺める明日香村の景色は一見の価値があります。
明日香村での観光方法と観光モデルコース
明日香村は魅力的な観光スポットがたくさんありますが、見どころが離れているため、徒歩では移動が大変です。私の家族が奈良を訪れることになり、いろいろな情報を調べた結果、以下の方法を検討しました。
- 電車と自転車または原付バイク
- 電車と周遊バス
- 車
バイクが便利です。
マップでみる明日香村観光名所と自動二輪車の通行禁止区域
バイク(自動二輪車)で観光する場合は、石舞台周辺の自動二輪車通行規制に注意。マップのルートは、日曜・休日は通行禁止。
電車と自転車
近鉄橿原神宮駅前または、近鉄飛鳥駅から周遊バスに乗って観光する方法です。バスの時刻を気にする必要がなく、バスで周れないスポットも訪れることが可能。
ただし、自転車は足腰が弱い方や高齢者には厳しいかもしれません。
飛鳥駅でレンタルする場合
- 飛鳥駅
- キトラ古墳(四神の館)
- 稲渕の棚田
- 高松塚
- 石舞台(ランチ)
- 岡寺や飛鳥寺
- 甘樫丘
返却は飛鳥営業所または橿原営業所
参考:明日香村レンタル・明日香村の自然と歴史を楽しめる移動手段はレンタル自転車またはレンタル原付バイク
電車と周遊バス(赤かめ)
近鉄橿原神宮駅前または、近鉄飛鳥駅から周遊バスに乗って観光する方法です。明日香周遊バス1日フリー乗車券(大人600円)を利用するのがお得。
ただし、バスの本数はそれほど多くないため、スケジュールに合わせて利用する必要があります。
朝9時くらいからスタートの場合
- 飛鳥駅
- 高松塚
- 石舞台(ランチ)
- 岡寺や飛鳥寺
- 甘樫丘
飛鳥駅始発は8:55(土日祝・令和5年4月1日~令和45年8月31日)
車
車を利用すれば自由に移動できますが、土日や祝日は混雑する可能性があります。観光スポット間の移動時には駐車場の確保にも気を配る必要があります。
明日香村・特別史跡キトラ古墳
周遊バスの場合はバス停から遠いです。キトラ古墳壁画体験館 四神の館は、キトラ古墳の下にあります。入館料は無料。
キトラ古墳ってなに?
キトラ古墳は、古代の皇族・貴族などの墓域に所在する小さな円墳です。7世紀~8世紀初頭頃に、藤原京の南に作られたと考えられています。どのように作られたのかというと、18個の凝灰岩という石を使って石室を作り、それを円形のお墓にしました。
この写真はキトラ古墳のある場所から撮影しました。
キトラ古墳では、昭和58年の調査の際に、石室内に美しい極彩色の壁画が見つかりました。この壁画は、我が国で2番目に見つかった壁画古墳であり、高松塚古墳に次ぐ貴重な存在となりました。その後、平成12年にキトラ古墳は特別史跡として指定されました。
キトラ古墳の石室内には、壮観な壁画があります。壁画には四神、十二支、天文図、日月が描かれています。四神は天空の四方を守護する神獣で、それぞれの方位に合わせて描かれています。東壁には青龍、南壁には朱雀、西壁には白虎、北壁には玄武が描かれています。
高松塚古墳では、盗掘によって南壁に描かれていた朱雀が失われてしまいました。そのため、我が国で四神の図像が完全に揃っているのは、実はキトラ古墳の壁画だけなのです。
駐輪場
自転車の駐車場はあります。
場所:奈良県高市郡明日香村阿部山67
稲渕棚田
以下のマップ「現在地」はバイクの写真の場所です。
明日香村・石舞台古墳周辺
石舞台の近くには、有料駐車場と無料駐車場があります。土日曜・休日の場合だと車は満車の可能性が高いです。
ここは無料駐車場前にある、バイク駐輪場です。一番奥に停めてあるバイクは、バンさんの前のバイクで奥から2番目が前の私のバイク(MT07)
石舞台古墳
この写真は石舞台古墳の前にある「石舞台展望台」から撮影しました。写真左上あたりにある石は、石舞台古墳です。
石舞台古墳は、日本最大級の方墳で、国営飛鳥歴史公園の中央にあります。この古墳は、周りに土の盛り土がなく、特別な形をしています。中には巨大な横穴式の石室があり、その天井の石は広くて平らで、まるで舞台のように見えるので、「石舞台」と呼ばれています。
石舞台古墳近辺へ日曜休日に行く場合の注意点
石舞台周辺と自動二輪車の注意点です。
この辺りへバイクで行くときは、日曜日と休日は気をつけないと二輪通行禁止区間があります。
本ページ内の「マップでみる明日香村観光名所と自動二輪車の通行禁止区域」にマップ掲載
日曜と休日の二輪通行禁止:明日香村のr15(桜井明日香吉野線)付近~石舞台
写真のまっすぐ進む道がr15(桜井明日香吉野線)です。手前の道は r155(多武峯見瀬線)です。
日曜・休日に限り二輪通行禁止の標識があります。
通行禁止区間をマップで示しました。
r155(多武峯見瀬線)はバイクでも走れます。
飛鳥寺
写真は飛鳥寺の本尊・飛鳥大仏です。
日本最古の仏教寺院である飛鳥寺は、紀元588年に蘇我馬子の発願によって建てられたと伝えられています。
場所:高市郡明日香村飛鳥682
甘樫丘(あまかしのおか)国営飛鳥歴史公園
飛鳥の中心にある「甘樫丘」は、標高148mの穏やかな丘です。頂上からは、明日香村全体を一望することができ、さらには耳成山、畝傍山、天香久山といった大和三山の壮大な景色も楽しむことができます。
甘樫丘の場所
場所は石舞台古墳の近くです。
頂上からは、明日香村の景色です。
場所:奈良県高市郡明日香村大字川原
コキアと彼岸花
特に、赤く色付いたコキア(ほうき草)と彼岸花の季節はおすすめ。
1輪の彼岸花が美しかったので、何枚か撮影しました。
バンティット1250Fと彼岸花
これは夏のコキア。この色も綺麗。
赤いモフモフのコキア
- カメラ:富士フイルムX-T4
- 撮影日:2022年10月1日
明日香村でランチ
石舞台古墳周辺ででランチするなら、この2つのお店がお気に入りです。
- 明日香村cafeことだま
- 農村レストラン 夢市茶屋
どちらの店も石舞台古墳からすぐの場所にあります。
私は飲食店を探すとき、Googleマップで行きたい場所を拡大し、「ランチ」等の検索文字で探すことが多く、「明日香村cafeことだま」もその方法で探しました。「農村レストラン 夢市茶屋」は石舞台に行くのが目的だった日で、近くにあったので入りました。
後から気づいたのですが、2店舗とも持っていた観光案内の本に載っていました。雑誌等で紹介されていて
明日香村cafeことだま
平日は予約なしで入れましたが、時間が遅くなると完売しているかもしれません。土日祝は予約しておかないと入れない可能性大です。
ランチは1種類なので、メニューで迷うことはありません。季節でメニューが違うようです。
3連休(秋)のランチ
予約して行きました。
今回のランチは1,700円でした。
- 冬瓜の海老あんかけ
- 厚揚げトマト煮
- かぼちゃのキッシュ
- 天かすチキン南蛮
写真を撮ってませんが、このほかにご飯とスープもありました。
- 里芋の味噌ポタージュ
- 古代米ごはん(おかず味噌のせ)
そしてサラダもあり。
ひじきの入ったポテトサラダに、梅風味のドレッシングが絶妙なうまさでした。家でサラダを食べるとき、どっさり盛りますが、物足りないくらいの量がちょうどいいなと思いました。
食事が終わり、忘れたころにコーヒーと小さなデザートが運ばれてきました。
ふたを開けると、一口サイズのデザートでした。このくらいのサイズがちょうど良い。
- 左:バニラアイス
- 右:杏仁ムース(いちじくのソース)、スポンジケーキとキウイ
夏の平日のランチ
真夏の平日に行ったときの写真です。食べることに夢中だったため、写真が全く綺麗にとれていませんでした。
天ぷらがメインのランチで、1,600円でした。
デザートです。
店内・店外
座っていたテーブルの隣の景色です。
お店を出たのは13時前。「本日のランチは完売しました」の案内がありました。
やはり土日祝は予約しておいた方がよさそう。
明日香村cafeことだまの駐車場
駐車場はお店の裏にあります。
車を停めるスペースもありますが、駐車場までの道が少し狭くて入りにくいです。
石舞台の近くに駐車場があるので、そちらに停めてもよさそう。平日に行ったときは、駐車場はガラガラでした。
場所:奈良県高市郡明日香村岡1223
農村レストラン 夢市茶屋
ランチはいくつかメニューがあります。
去年の5月に行ったときは、古代米御前(1,250円)を注文しました。
予約なしで、昼食時でも入れました。
場所:奈良県高市郡明日香村島庄154-3
まとめ
奈良県の明日香村は、古代の歴史と文化が息づく魅力的な観光地です。この1日の観光コースでは、古代の名所を巡りながら、人気のあるカフェで一息つく旅を楽しむことができます。
明日香村観光で最もおすすめな交通手段は「バイク」です。観光スポットを巡るだけでなく、明日香村周辺の風景をバイクで楽しむことができます。風を感じながら眺める景色は、バイクならではの魅力です。明日香村を訪れて、古代の神秘と現代の魅力が融合した魅惑の場所を体験しましょう。